No Muzik No Life

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dj honda / Travellin Man (Feat. Mos Def) , Trouble In The Water (Feat. De La Soul) (From Album : h ii)

 

一日遅れの更新です。こんばんは。

先週日曜日は久々のダンスバトルに参加してきました。

色々学べることが多かったです。

最近は家でずっとビート作ってたんで、思うように踊れんかったなーってのはあったんですけど、問題はそこちゃうんかな〜、的な。まあ色々収穫でした(笑)

 

さて、今週ですが、ちょっと前にDigしてきたこちらのアルバムからの1曲。

 

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iTunesに無いんですね。これ。

こちらのアルバムは、割と知ってる人もいるんじゃないかなぁ。

dj hondaの2ndアルバムになります。

 

dj hondaと言うと、むしろこっち知ってる人の方が多いかも。

 

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dj hondaのキャップ。90年あたりに日本で流行ったとか。俺生まれてないんで知らないですけど(笑) イチロー選手が被ってたらしいですね。

俺この前このキャップ被ってる人、近所のコスモス薬局で見たんですよ。おじいちゃんでした。 やっぱ昔流行ってたんですかね?w

 

そんなdj hondaですが、まずはこちらの曲を。

www.youtube.com

dj honda / Travellin' Man (Feat. Mos Def)

dj honda!といえばおそらくこの曲を代表にあげる人が多いんじゃ無いかなー。俺も最初これしか知らなかったんですよね。

この楽曲は冒頭にあげた2ndアルバムに入ってます。ちなみにあの画像はJapanEdition、日本版のジャケなんですけど、US版とは内容が違うんですよね。

日本版は97年リリースなんですけど、US版はその一年後、98年のリリースになってます。

同じタイトルなんで、内容はやっぱ似てるんですけど、日本版にTravellin' Manは入ってません。

 

この曲、Mos DefがバッチリRapかましてるし、サウンド的にもどう考えても完全に向こうの曲に聴こえますが、dj hondaは名前からわかる通り、日本人です。

 

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dj hondaは80年代に上京してから、Discoで働いてたそうなんですけど、そこでDJに出会い、その後1992年に単身でNYに渡って、DJBattleで準優勝。

そこから知り合いが増えて....と言う背景の持ち主なんですけど、時代は便利でこんな映像が。

 

www.youtube.com

とあるラジオのゲストで出演した時の映像みたいなんですけど、やっぱ本人の口から聞くのが一番説得力あるっすよ。なんだかんだで。

 

んで、この動画でPeteRockが使ってたSP1200、プリモが使ってたMPC60iiについても触れてますね。

 

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アルバムのライナーにも、SPは載ってませんでしたが、60iiの姿は見ることができました。

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そんな日本人にして、海外のアングラな面々とアルバムを作ったdj hondaですが、このアルバムの中(日本版)で特に良いなと思った楽曲がこちら。

 

www.youtube.com

dj honda / Trouble In The Water (Feat. De La Soul)

 

このVibeの音がすごい好きなんですよ。温かみがあると言うか。Jazzネタの良いとこですよね。

www.youtube.com

 

このアルバム通してなんですけど、やっぱ古臭く聞こえるんですよ。良い意味で。

最近の楽曲ってやっぱこう言うアナログ機材使ってもすごくクリアに聞こえるじゃ無いですか。

良い例が結構前に記事にしたGensuDeanの楽曲。

 

hiphop-hal.hatenadiary.jp

(そういえばこれ書いたの去年何すね。あれからもう1年って早いっす。)

 

www.youtube.com

Forever (feat. Large Professor)

Forever (feat. Large Professor)

  • Gensu Dean
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200

 これのサウンド的な話。

GensuDeanも同じくSP1200を使ってるんですけど、すごいクリアに聞こえるじゃ無いですか。

 

あともう一つ良い例が、割と最近のPeteRockのプロデュース作品。

www.youtube.com

Make Music

Make Music

  • Ed O.G.
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥200

 Edo Gのアルバムからの1曲ですが、こちらもサウンド的な話で。

PeteRockがプロデュースしてる1曲です。

PeteRockもSP1200、んでMPC2000XLの使い手ではありますが、PeteRock&CLSmooth、INI等の時代の音質より、アナログ感はあるものの、クリアになって聞こえると思います。

 

これ以降は完全に僕の知識の話になるんですけど、楽曲のマスタリングやミキシング段階での話です。

 

ビートを作るときにSP1200やMPCの機材を使ってHIPHOPのビートは作られるわけなんですけど、それでビートの大方が出来上がったら、次に”ミックス”と呼ばれる作業に入ります。

 

これは例えば、”ベース”、”ドラム”、”上ネタ”、と言うように、それぞれ分けて音量調節だったりをする作業なんですけど、だいたい多くの場合、PCに流し込んで、PCの方でミックスを行うことが多いんですね。

 

そしてマスタリングは、レコードやCD、iTunes等で一番良い状態で聞けるように調整する作業のことなんですが、その作業にもPCを使うことがほとんどです。

 

そのPCの性能、使うソフトの性能が上がった、と言うのが理由で音がクリアになったのかな、と思ってます。

 

性能というのはPCに流し込むとき、音はデジタルの形で入ることになる(正確にはアナログで入る→デジタルに変換(DA変換))んですけど、

 

デジタルに変換するとき、音を細かく刻むんですね。これをサンプリングレートとか、ビット数とか言うんですけど(厳密には違うけどめんどいのでだいたいで)

その刻む範囲が細かくなって、よりアナログの音質を再現できるようになったわけです。

 

んで使うソフトの性能が上がったと言うのは、今までミックスやマスタリングにもアナログ機材は用いられていました。でもソフトの性能が上がったので、PCだけで完結させられるようになったんで、アナログ機材を使わないことが多くなったんですね。

その結果音がクリアに聴こえたのかな、と自分は思ってます。

 

しかし、これはあくまで現在の話で。

このdj hondaのアルバムが作られたのが97年、US版なら98年なんで、かなり昔ですよ。

WindowsのOSバージョンで言うなら、Windows95とか98の時代っすよ。

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(このめちゃくちゃLinuxっぽいインターフェースよ)

んで多分この時代ってDAWってあったんですかね?MIDIの規格はあったと思うんですが。MPCがそうですし。MIDI Performance Centerの略ですし。 (MIDIって言うのはまあ音楽の演奏情報です。ドレミファ〜みたいなやつとか、音の長さとか。)

 

そんな時代なんで、まだバリバリアナログが使われてた、もしくはアナログからデジタルへの変遷期と言うところでしょうか。

なんで、やっぱこう言うこもった暖かい音質に仕上がってるんだと思います。

 

これを日本人がやってるのはやっぱやばいな〜って思います。

俺も頑張らなければ....w

 

そんな感じで今週は以上です。

 

preemooo vs hondaaaaaa!!!

 

あ、ちなみにこのアルバム、自分は松山のブックオフで280円で掘り出しました。

自分が別のコーナー見てるときに、向こうの方から

「dj hondaのビートテープあるやん」

みたいな二人組の声が聴こえて、

「うっわまじかこれはやられたな....」

って思ってて、その後にその声がしたコーナー漁ってたら救出されずに残ってたんで助け出しました。なんで買わなかったんだろあの二人組...w